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ふぁいんなからーは茨城県・竜ケ崎市にある色彩と心理の専門オフィスです。

TEL. 0297-66-5802

〒301-0044 茨城県竜ケ崎市小柴4-2-c-3-1

カラーストーリー    Color story

日常に溢れる色たちはそこにただ存在しているのではなく、
目的やイメージ、環境等にあった色として選ばれていたり、
その人の心理や健康状態・天候・経済状態までにも左右されているのです。


発散の色 子どもたちは言葉より絵や体で表現するのが上手!


こどもたちは大人に比べて
言葉での意思表示が上手ではありませんが、
描いた絵で喜びや悲しみを表現する事は上手です。
絵にはその日の体の状態が描かれる事もあります。
イベントで出会った少女は発達に障害があるお子さんですが、
たっぷりの絵の具を使い、
体全体でピンク色をいくどもいくども大胆に塗りました。

[物語とその背景]
日ごろから社会や人との意思疎通がうまく行かなかったり、
ストレスを抱えやすい状況におかれ易い少女。
何回も重ね塗りした甘いピンク色からは
もっと甘えたい・自由になりたいと云う思いが見えてきます。

イベント終了後も筆をなかなか離さず、
ご家族がひきはがす様に連れ帰った姿を忘れる事ができません
その日は「楽しかった」と云い、大変心が安定していたそうです。。



健康と色  赤い耳と腎臓病


左はあるご婦人の絵です
「健康には不安があるけれども家族の為に頑張りたい」
と絵を見せてくれました。
絵を良く見て大変驚きました。
な、なんと、お雛様の耳が赤く塗られているではないですか?

「物語とその背景」
東洋医学では腎は耳と繋がっていると云われています。
腎臓に障害のある女性は
耳を赤く塗ることで体の不調を訴えていたのです。
それは告白という行動でした。

きちんと丁寧に塗られた色からは几帳面な性格。
左の男雛と右の女雛からは、
違いがあっても、夫婦で明るく暮らして行きたい云う思いも見えます。
「お体どうか大切にして頑張って下さい」と伝えると
とてもうれしそうに微笑みました。



プレゼントの色



時を同じにして、
退院したOさんと引っ越ししてきたSさんから
其々タオルを頂きました。
Oさんから頂いたのは
「長年苦しんでいた足の手術を終え、ほっとした」と、
可愛いはちが飛ぶ水色の花柄タオル。
Sさんから頂いたのは、
「転勤を繰り返してきた家族」と云う紹介と
唐草をイメージさせる濃紺の花柄タオル。

[物語とその背景]
一見して対象的なソフトとクールのタオル。
ようやく病気を治し、安堵と自由を手にしたOさん。
自由と解放の水色・やわらかい曲線の花柄を飛ぶ
はちの姿はOさんそのものなのです。
かたやSさんのタオルの濃紺からは、
新しい土地に対する不安やプレッシャー。
尖った形の細いつるらしき柄のラインからは、
転居を繰り返して来た、
痛みにも似た思いが伝わってきました。


★店の売り場のタオルの色や柄は、消費者の心理状況に左右され、
同じ青でも異なったトーンや形(尖った形、丸い形等)で選ばれているのです。

バナースペース

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